会のコンセプト

当会は1997年2月に設立され、さらに消費者の信頼を得るために、2005年2月に特定非営利活動（ＮＰＯ）法人の認証を受けました。2014年1月までの17年間で約8,000件の無料電話相談を行い、内1,000件ほどの欠陥調査などの有料依頼を受けてきています。当会は、一級建築士の設計事務所長13人によって構成されています。

設立のきっかけは、阪神淡路大震災で、欠陥住宅のために壊れた建物が多くあったことや、欠陥訴訟の委任を受けた弁護士の「発注者（消費者）の欠陥被害を技術的に立証するのに協力してくれる建築士を探してくれないか」という要請から始まりました。

施工業者と建て主（消費者）とのトラブルに巻き込まれ、場合によっては法廷にも立たなければならないということになると建築士の引受け手がなかなか見つかりません。しかし、建て主（消費者）が困っているなら、これに応えることが建築士の社会的役割だと考える建築家が集まり、「欠陥住宅をつくらない住宅設計者の会」が設立されました。

当会は、ボランティア精神に基づき、消費者サイドに立った建築家の団体として、17年間活動を続けています。

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