欠陥住宅をつくらない住宅設計者の会

http://www.kekkann.e-arc.jp/

お問い合わせ

会員設計事例

津島 勝弥
津島 勝弥
津島建築研究所
〒453-0851名古屋市中村区畑江通4-21-1
クリスタルハイツ802
TEL:052-461-8697
FAX:052-461-8697
E-mail:kat.tsushima@nifty.com
URL:http://www.tsushima-archistudy.com/
プロフィール:
1961年 熊本市生まれ
1984年 愛知工業大学工学部建築学科卒
1984年 瀬戸市内の設計事務所勤務
1988年 名古屋市内の設計事務所勤務
1993年 津島建築研究所を開設
現在に至る

欠陥住宅に対しての考え方

「欠陥住宅をつくらない」とは、設計・工事監理をしっかりやること。相談・調査は 不同沈下・雨漏り事例が圧倒的で、施工者の技術不足の場合もあるが、利益を最優先するという施工者のモラルの低さも目立っている。

工事の監理はもちろんであるが、設計にできるだけ時間をかけたい。

住まいに対する考え方

住宅は『商品』として買うものではなく、つくるもの。従来の住宅の(nLDK)という観念に縛られず、柔軟なアイディアを提案していきたい。クライアントはどう暮ら したいのかを聴きだして、その特殊解を考えていくことが大切と思う。

半田の家(生活を楽しむ家Ⅱ)

光と風を家のどこでも感じられるように、建物の1階中央に21帖大のリビングルーム※を大胆にとり、2階も含めたすべての部屋を連結させている。玄関ホー ルと階段は、それぞれ吹抜の役目を持ち、また、各部屋の引戸、窓は、東西、南北方向とも、視線とともに、風がまっすぐに抜ける位置に配置している。

東西の間口12.7mをまたぐ大屋根、広く深いバルコニーを持つが、基本的に左右対称な外観をしているため、玄関ポーチを下屋としてアクセントにした。ポー チは家の導入部として、雨と直射日光、そして外部の視線を遮り、やわらかな光と風だけを受け入れるよう、壁板は隙間をあけて張っている。

※ただし、柱間隔は2間以内に抑えている。

所在地 愛知県半田市新宮町  用途地域 指定なし、市街化調整区域内  構造規模 木造2階建て
建築面積 115.98m²  延床面積 197.47m²  家族構成 5人